デンタルケア

3歳齢以上の犬や猫の約80%が歯周病だといわれています!

ペットの寿命が長くなればなるほど、歯周病の問題も増加しています。予防歯科、早期発見、早期治療によって歯の健康を保ちましょう

大切なペットのお口の中を
見たことはありますか?

健康だけど、お口は汚いなんてことはありませんか。3歳以上の犬猫の8割に歯周病があるといわれている中、約6割の飼い主さんはデンタルケアを何もしていないというアンケート結果があります。ヒトでは心臓病と歯周病との間に関連があることが証明されているように、歯の健康と全身の健康は密接に関連しています。

歯石取り(スケーリング)について

人間と違い、動物の歯石取りには全身麻酔が必ず必要となります。麻酔で寝てもらっている間に、歯石を取って、表面を研磨して、必要であれば抜歯まで行い歯肉を縫合します。歯周病が重度なほど麻酔時間は長くなります。年をとってからの長時間の麻酔はさらにリスクが高まります。早期発見、早期治療が重要になってきます。

  • 術前検査(事前検査または当日検査)

  • 全身麻酔、気管内挿管

  • 歯科用レントゲン撮影による歯槽骨チェック

  • 超音波スケーラーを使った歯石除去、必要に応じて抜歯処置

  • 研磨剤を使ったポリッシング

歯石除去後に表面を研磨(ポリッシング)することで、再び歯石がつきにくくする効果が期待できます。ただし、日ごろのデンタルケアを続けない限り数ヵ月後には新たな歯石が付き始めてしまうため、術後の歯磨きがとても重要です。

歯石取りのお申し込み方法

歯石取りは手術と同等の扱いとなるため、完全予約制です。口の中の状態、全身状態の確認が必要です。必ず事前に診察を受けてください